練馬区　在来建築　建築設計事務所

繊細で緻密なタイル使いと大胆な木目が魅力のヒノキカウンター

床は大判の漆黒タイルに、腰壁はおしゃれな和風モザイクタイル。そして壁は2色使いのジョリパッド（左官塗り）で、クロスでは表現できない絶妙な色合いに仕上ました。
そして、湾曲した特長的なかたちの木曽ヒノキのカウンターが壁の一面を貫き、階段下の奥まったスペースに手洗いが佇む。手洗いの奥の壁は一面ミラーとなり、間接照明によって照らされたタイルがミラーの向こうへ連続していきます。

天井の端に空けられた穴から落ちる一筋の光

薄暗い灰色の左官壁に光の筋がはっきり出るように演出しました。この落ち着いた空間を演出するには明暗の対比が重要なポイントで、その上で光は「こもらせる」ことで広がりをおさえていくことが大事だと考えました。