|
1.ガス設備編
既存ガス設備
|
新規配管状況
|
元は一般のご家庭で使用されている、ガス台を利用するためのガス設備しか整っていないため、新しく設置するガステーブルの熱容量により適正なガス管を壁・床を一部分撤去した上で新規で配管をします。
(ガス容量によってはガスのメーターの交換をする必要がある場合もございます。)
ガステーブルとガス管の接続方式に関しても、ユニオン方式と呼ばれる直接ガス管と器具を結ぶ直結方式で施工を行います。
|
|
2.排気設備編 |
新規換気扇
|
既存排気ファン
|
洋食店として本格的な調理をされるという事は換気扇も同様に換気容量の大きいタイプへ変更しなければなりません。
基本的にはガスの熱容量(カロリー)計算に基づいて適正サイズの換気扇を選定します。
排気フード関しても消防法上、フードのサイズやグリースフィルター(油分のダクトへの浸入を防ぐ)にも規定があるので確認が必要になります。
|
グリースフィルター
|
新規レンジフード |
|
3.排水設備編 |
既存ガス設備
|
こちらは食器洗い用シンクの排水になりますが、油分の多い食器を洗う機会が多くなりますので、排水管にグリーストラップと呼ばれる油分のろ過装置を設けなければなりません。
又厨房部分に関しても、従業員専用の手洗器を取り付けしなければならない等食品衛生法や条例で定められているため、管轄する保健所への申請・検査が必要になります。
|
|
4.飾り棚造作編 |
飾り棚解体中
|
飾り棚造作中
|
棚の材料にはシナランバー(集成材)を使用
|
以前は喫茶店として使用していた為、ティーカップ用の飾り棚として使用されていました。
洋食屋としては使い勝手が悪く、又写真の様に高さも低く、狭い厨房スペースをさらに圧迫していた為、新しく棚を造作しました。
|
|
棚にはオスモカラー(自然塗料)を塗ってあげる事により木材の持つ、自然の木目がきれいに現われ、味わいのある仕上りとなります。又中棚には高さが調整できる様にレールの取付をしています。 |
|
|
夜にはいろんなお酒が楽しめる様に、各種取り揃えてあります。
スペースを有効に利用出来る様にに設置されたグラスラックもお洒落感を出してます!!
|
中棚の高さが調整可能なためそれぞれのグラスやボトル等が納まりよく配置されています。
|
|
5.天井クロス編 |
天井クロス貼替中
|
熟練の職人さんによる天井クロスの施工により、白を基調にしたカラーコーディネイトで造作家具のこげ茶もとても引き立ちます。
|
|
5.照明工事編 |
|
そして!なりよりもその場の雰囲気にあった空間を演出するのは照明です。
こちらはお店に限らず、一般の住宅にも共通していえる事ですが、照明器具の種類の選定と配置により、がらっとそのお部屋の雰囲気を変える事が可能です。
既存のダウンライトをそのまま使用し、客席部分にあったペンダントライトを撤去、新しくライティングレールとスポットト照明を設置してあげる事により照明のフレキシブル性(融通性)を高めより高いクオリティーの演出効果が可能になりました。
|
|
上の写真が1階、下の写真が2階の 施工前の照明です。
ダウンライトと客席テーブルに合わせたペンダントライトで配置構成されていました。 |
|
|
上記の様にスポットライトは、一台一台の器具の向きを自在に変える事が可能です。
またライティングレールの1本の電力許容範囲内ではライトを増設して上げる事も出来ますし、演出したい空間に合わせライトそのものの色を変える事もできます。
さらに調光機能(ライトの明るさを調整する機能)をつけてあげる事により、その場のシチュエーションにあわせて、自在に空間プロデュースする事も可能になります。 |