横浜の残すべき魅力を愉しむ散歩 ～赤レンガ倉庫・横浜大桟橋・根岸競馬場跡～
横浜の街を久しぶりにゆっくり散策してきました！
まず、ランドマークタワーに向かい、その後、『赤レンガ倉庫』へ。
今のような商業施設としてオープンしたのは2002年、
9年間の改修工事を経て完成した、とても歴史ある建築です。
古いものと新しいものの融合、それを随分前から体現している建物だと、強く感じました。やっぱり本物は歴史が違います……
そして、次に向かったのは横浜大桟橋。完成当時に訪れて、凄まじい衝撃を受けた建築でした
建物全体を覆うイペのウッドデッキ、20年弱の時を経て、なんとも言えない、いい味わいを出しています。
曲りくねった表面、まっすぐな場所などない、この形状を作り上げるために、
多くの手間と時間がかかっていることが想像出来るのではと思います。
海に向けてデッキと芝生が印象的な外部とは対照的に、内部は近未来的でクールな巨大空間があります。
まだ経験は無いですが、ここから世界へと船旅行に出発することを想像するだけでわくわくしてしまいます。
以前よりずいぶんと建物が増えている気がして、まだまだ進化と発展を続ける横浜を感じられました。
そして、最後に訪れたのは、「根岸競馬場跡」。
日本初の洋式競馬場として、幕末から７６年間賑わったこの競馬場は、
戦後の米軍による接収を経て、旧一等馬見所のみが現在に残されているのです。
当時の在留外国人や、貴族たちの社交場としての役割も果たしていたようで、
意匠的にも品格が感じられる設計はかつての華々しい栄華の面影が感じられる外観でした。
横浜の魅力は残すべき古い物をきちんと大切にしている、そういうところが大きな魅力だと感じます。とても充実したいい休日を過ごせました＾＾
